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【活動報告】トルコの伝統的な「アシュレ」作りを通じて学ぶ多文化共生

  • JICEF
  • 6月25日
  • 読了時間: 2分

JICEF(日本国際文化育英会)は、若い世代が主導する異文化理解の取り組みを積極的にサポートしています。去る6月25日、大学のチャペル内にて、トルコから来た留学生が発案した素晴らしい文化交流イベントが開催され、JICEFもその活動に協力いたしました。


この日のテーマは、トルコの伝統的なスイーツであるアシュレを作り、それを皆で囲みながら「多文化共生」について語り合うというものでした。学生や教職員など多くの参加者が集まり、和やかな雰囲気の中でプログラムが進行しました。


トルコの伝統的なアシュレが透明なカップに盛られ、「アシュレ(ノアのプディング)」の由来が書かれたチラシの上に置かれている様子


平和と調和のシンボルとしての「アシュレ」

アシュレは、別名「ノアのプディング」とも呼ばれる歴史あるデザートです。大洪水を乗り越えたノアの方舟の乗組員たちが、船に残っていた穀物や豆、ドライフルーツなどをすべて一つの鍋に入れて煮込んだのが始まりだと言われています。


トルコの伝統的なアシュレを作るために準備された、ドライイチジクやアプリコットなどの多様な材料

このアシュレの最大の特徴は、まったく異なる背景を持つ多様な食材が使われている点です。それぞれの食材が持つ本来の味や形を失うことなく、一つの鍋の中で見事なハーモニーを生み出します。このデザートはまさに、異なる文化や背景を持つ人々が互いを尊重し合いながら共に生きる「多文化共生」の美しいメタファー(比喩)なのです。


調理と対話から生まれる相互理解

イベントでは、参加者が協力して食材を切り、大きな鍋でアシュレを煮込みました。共に作業を進める中で自然と会話が弾み、国境や世代を超えた対話の輪が広がっていきました。



イベントの企画者である留学生は、「日本で暮らす学生たちに、異なる文化の人々と『共に生きる』ことの本当の意味を感じてほしかった」とその熱い思いを共有してくれました。


また、共にイベントに参加したJICEF理事長や大学のキリスト教センター長からも、「私たち一人ひとりの『違い』は、社会を分断するものではなく、社会を豊かにする要素である」「お互いの文化を体験し合うことこそが平和への第一歩である」という力強いメッセージが送られました。



完成したアシュレの優しい甘さを分かち合いながら、参加者全員が「違いを認め合うことの豊かさ」を実感した一日となりました。JICEFはこれからも、このような心温まる文化交流の場を支援し、平和な社会の構築に貢献してまいります。

 
 
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